「中学受験の過去問っていつ買うの?」
「過去問のやり方を知りたい」
「いつから過去問をやり始めたらいい?」
6月頃になると赤本(過去問題集)が本屋さんに並び始め、こんな疑問を持つ人も増えてきます。
我が家は自宅学習で中学受験を経験したので、赤本をいつ買うのか、スケジュール、やり方、回数など親である私が調べて管理し、かなり詳しくなりました。
今回は過去問を買うタイミングやり方などをまとめてみました。
この記事を書いた人
たかぎ
・子供が塾なし中学受験経験
・都内の中学受験過熱エリア在住
中学受験の過去問(赤本)はいつ買うの?発売日はいつ?
学校によって赤本の発売日は違うので、志望校が決まっている場合はネットでリサーチしておくと良いです。
いつ買うかについては、できるだけ早く手に入れた方がいいです。
ここからはその理由を説明していきます。
過去問の発売日はいつ?
販売時期は6月ごろから受験時期までと考えて良さそうです。
Z会 のスケジュール表によると、過去問の購入は6年生の5月から7月の間にするように、とあります。
また、私の愛読書「中学受験大逆転の志望校選び 学校選びと過去問対策の必勝法55」(安浪京子さんの本)では、6月ごろから最難関校から順に書店に並び始め、夏にはほぼ出揃う、とあります。
過去問はいつ買えば良い?
じゃあ、発売後いつでもいいから買えばいいのかといったら、そうではないようです。
場合によっては売り切れてしまうこともあるそうなので、志望校が決まっているならば、出来るだけ早く手に入れたほうが良いです。
我が子の場合、第一志望校は6月時点で発売されていましたが、第二・第三志望校は7月の発売でした。
発売日は学校によってまちまちです。
アマゾンで志望校を検索し、発売予定日を確認する方法がおすすめです。
過去問はオークションや中古で購入できる?
メルカリやブックオフで過去問を見かけたことがありますので、オークションでも過去問は手に入ります。
以下のメリット・デメリットを考えて手に入れましょう。
メリット:昔の問題まで遡れる
デメリット:昨年の問題がない・書き込みがある場合がある
新品の過去問が置いてあることで、モチベーションが上がることがあるので、特に第一志望は新品の方が良いです。
志望校ではないけれど、どんなものか知っておきたい、とかなら中古やオークションで大丈夫。
また、志望校の過去問を昔のものまでさかのぼってやりたい場合は、中古本が活躍しますよ!
過去問のやり方
ここからは過去問のやり方についてまとめています。
中学受験の過去問はいつから始めたらいい?タイミングは?
Z会の中学受験コースのスケジュール表によると
購入時期:5月〜7月
始める時期:8月〜11月
「中学受験大逆転の志望校選び 学校選びと過去問対策の必勝法55」によると
購入時期:6月〜夏までの出来るだけ早い時期
始める時期:子供の勉強が仕上がりつつある10月〜11月
- 1回分は直前期にとっておく
- 本番の2〜3 週間前にやるといい
とも書いてあります。
これらを総合して進め方を考え、我が家では発売日とほぼ同時に第三志望までの赤本を揃え、子供の仕上がりの状態を見つつ10〜11月ごろに赤本に取り組みました。
赤本をやる回数は何回くらい?繰り返しやる?
赤本の使い方については、いろいろ調べてみましたが、諸説ありどうするか悩みどころです。
「20年分やるべき」「何度も繰り返しやる」という意見がある一方、「10年分で十分」「何度もやる必要はない」という意見もあります。
使い方は子供に合わせて判断した方が良さそうです。
ちなみに我が家では第一志望は5年分、第二志望は3年分、第三志望は3年分くらいやりました。間違えたところをしっかり復習する、もしくは捨て問と判断して、繰り返しはそれほどやりませんでしたが、無事合格できました。
ちゃんと復習できるのであれば、何度もやる必要はないですが、受ける学校の過去問は必ず少しでもいいのでやっておいた方がいいです。
過去問をちゃんとやらないで落ちた経験談はこちら
赤本の問題や解答用紙のコピーの仕方やサイズについて
声の教育社の赤本には、コピーする際の拡大サイズどのくらいなのかがちゃんと記載されています。
本番と同様の大きさにコピーしてあげれば、本番にも落ち着いて取り組めますよ。
赤本と実際の中学受験だと、スペース(余白)の大きさや配置が異なることがあるので、本物の入試問題を手に入れて、余白を考慮して取り組ませると更に良いです。
本物を手に入れるのが難しい場合、白い紙を1枚書き込み用に準備して取り組ませれば十分かなと思っています。
チャレンジ校や併願校など、何校くらいの過去問を解く必要がある?
これに関しては第一志望から第三志望の過去問を解いておくことが、中学受験には必要と言われています。
チャレンジ校か併願校か、ということより、志望順位で解いていけばいいかなーと。
第四志望以降の併願校については、我が家ではやらなくてもいいかなーなんて感じで全くやらずに行ったら、落ちたのでやった方がいいです!!!
チャレンジ校って、本当は行きたい学校って意味だと思うから、最後まで諦めずにちゃんと過去問にもチャレンジして、悔いなく中学受験を終わらせてあげて欲しいです。
赤本・過去問の取り組み方
安浪さんの本によると
①目標点数を決める
②時間配分を決める
③◯△×に分類
という順番で取り組むと良いようです。
目標点数は合格最低点を考慮して決め、③については捨て問を判断するためにそれぞれの問題を分類するのです。
子供がそれぞれの問題を◯△×で素早く判断し、捨て問に時間をさくことなく、ちゃんと得点できる問題を確実に得点していくためのテクニックですね。
時間配分は問題によって違うので、実際にやってみて、子供の様子を見ながら配分する必要がありそうです。
これら3つのことに配慮し、子供に過去問に取り組ませます。
中学受験の過去問の取り組ませ方については、安浪京子さんの本がおすすめ
このブログでいつも出てくる、安浪京子さんの本。赤本への取り組みについて、結構詳しく載っているので、オススメです。
もちろん、塾や家庭教師の方の指導に頼ってもいいと思います。
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