当時5年生の娘が積極的に取り組んでいた教材がZ会の公立中高一貫校対策です。娘は自宅学習中心のスタイルを希望し、都立中高一貫校受検に向けて頑張っていました。
今回は、私や娘が実際に取り組んでみて、思ったことやコース選択を中心にブログに書いていきます。
「Z会の公立中高一貫校向けコースってどうなの?」とか「公立中高一貫校対策の内容や、評判を知りたい」という方のお役に立てたら嬉しいです。
この記事を書いた人
たかぎ
・子供が塾なし中学受験経験
・都内の中学受験過熱エリア在住
他の公立中高一貫校対策の通信教育は以下の記事で紹介しています。

5年生のZ会公立中高一貫コースってあるの?
娘が5年生の時、Z会の「小学生コース ハイレベル」と「小学生コース 作文」と「小学生コース 公立中高一貫校適性検査」を受講していました。
Z会には「公立中高一貫コース」というものは存在しませんが、公立中高一貫校向けの対策ができるコース選択方法があります。
まず、5年生のZ会のコースには大きく分けて3つのコースがあります。
コース | 内容 |
小学生コース | ・本科4教科(国語・算数・理科・社会)
1教科からの選択が可能 ・専科(英語・作文・公立中高一貫校適性検査) 1教科からの選択が可能 |
小学生タブレットコース | ・6教科セット受講(4科目+英語+総合学習)
セット受講のため、教科の選択受講は不可 ・ipadとタッチペンが別途必要 |
中学受験コース | ・本科4教科(国語・算数・理科・社会)
1教科からの選択が可能 ・ipadとタッチペンが別途必要 |
これらのコースの中から、無駄なく公立中高一貫校対策をするなら、小学生コース一択だと思います。公立中高一貫校と言っても、学校によって出題形式は異なります。ただ、一般的には4教科の知識と適性検査対策・作文対策が必要です。小学生コースはこれらすべてをもれなく学習できます。
中学受験コースは評判が良いので、もしも難関私立を併願するなら検討しても良いですが、公立中高一貫校のみの受検や併願私立が難関校ではない場合は、選ぶ必要があまりない気がします。
小学生タブレットコースは、小学生コースと内容は一緒です。ただ、6教科セット受講なので、公立中高一貫校対策に必要ない教科を受講しなければならないことや、料金が割高になってしまうことなどから、私は選びませんでした。
ただ、「どうしてもタブレットじゃなくちゃ嫌だ!」という場合は、料金が割高にはなりますが「小学生コース 専科の作文と公立中高一貫校適性検査」+「小学生タブレットコース」と言った受講スタイルもあります。
Z会で5年生が公立中高一貫向けコースを受講した場合の料金は、130,080円です。
5年生の4月〜3月まで「小学生コース ハイレベル」と「小学生コース 作文」と「小学生コース 公立中高一貫校適性検査」のすべてを受講し、学年末まで一括払いすると、料金は130,080円になります。(2018年)
内訳は基本料金は24,000円/教材料金が106,080円で、ひと月当たり10,840円で受講できます。
塾に通うことを考えたら、とてもリーズナブルに学習できますよね。
Z会 小学生向け講座から資料請求すると、料金表がありますので、ご不安な方は確認してみてくださいね。また、公式サイトの「入会の申し込み」ボタンから、受講金額シュミレーションができます。最後まで進まなければ、申し込みは成立しませんので、大丈夫です。私も受講を悩んでいるときに、このシュミレーションにかなりお世話になりました。
料金に関してはこちらのブログ記事でもご紹介していますので、よかったら参考にしてみてください。


5年生のZ会公立中高一貫校対策の内容
娘が受講していた、「小学生コース ハイレベル」と「小学生コース 作文」と「小学生コース 公立中高一貫校適性検査」の内容とともに私と娘が使ってみて実際どう思ったかなど口コミや評判通りかを交えてお伝えしたいと思います。
小学生コース ハイレベル
約100ページ程度のテキストと50ページ程度の答えと考え方というものが毎月届きました。
各教科・単元ごとに、教科書の確認や例題→確認問題→練習問題、と進むようになっていました。途中でヒントや大切な部分についての解説が入っていたり、難しめの問題が入っていて、子供が自分の力で考えたり、頭をよく使う訓練になっている気がします。
ハイレベル問題は各教科の一番最後にあるので、順番に取り組んでいけば、正解できるようになっていました。
全体的にイラストは少なめですが、写真や図などがちゃんと使われているのでわかりやすいですし、余白が多いので子供には取り組みやすいと思います。
答えと考え方という冊子は、各教科の答えが子供1人で読んでもわかりやすいように書かれていました。市販の参考書などは、文章だけで答えが書かれているものもありますが、Z会小学生コースハイレベルの答えは図やイラストを使っていて、子供でもわかりやすく、まるで教科書のような冊子になっています。
これなら共働きなどでなかなか親が見てあげられない場合など、子供1人で学習する時間が長いご家庭でも安心ですよね。
作文
4月号では約25ページのテキストが届きました。答えの冊子ももちろん一緒に届きます。
今月のテーマがあり、そのテーマの作文300字程度が最終的に書けるように、3つに分けて準備をするような内容でした。
テキストには具体例などがたくさん載っていますし、ヒントとなる文章が多いので、作文が初めての子供でも書きやすく工夫されています。
娘は作文が苦手なので、こちらのテキストに関しては私が全て答え合せをして、一緒に考えるようにしています。ただ、作文の答えの冊子も本当によくできていて、子供1人でも取り組めるようになっています。
公立中高一貫校適性検査
4月号は約20ページのテキストが答えとともに届きました。
全2回の構成で、課題解決力と教科基礎力をトレーニングする内容です。とにかく頭を使って要点を書かせる問題が多く、公立中高一貫校適性検査の特徴を捉えた内容だと感じました。テキスト自体は薄いですが、根気が必要な良問ばかりでした。
この公立中高一貫校適性検査の答え合わせに関しては、最初のうちは保護者がちょっと見てあげたほうがいい気がしました。頭のいい子は大丈夫だと思いますが、うちの娘のように普通の頭の子には、丸つけの判断が難しいのです。答えの冊子は他と同様よくできていますので、親が教えることも十分可能です。慣れてきたら、1人でやらせてもいいかもしれません。
漢字トレーニングブック
教科書に対応したトレーニングブックが4月号には送られてきました。先取り学習にぴったりですし、シンプルなので自分の弱点を見つけやすいようです。
Z会公立中高一貫校対策向けコースの良さや評判は、このブログだけではお伝えしきれない!
なんだかZ会の回し者のようになってしまっていますが、そうではありません…私の周りでも実際にとっても評判が良く、娘も気に入っているのでついつい力が入ってしまっています。
そんなZ会公立中高一貫校対策向けコースですが、「自分の子供でもやっていけるかな?」「どんな問題が出るんだろう?」「相性が合わなかったらどうしよう」「もう少し詳しく知りたい」という方もいらっしゃると思います。
そんな方はZ会の公式サイトから、資料請求して見てください。学年を選択して、資料請求を申し込みすると、それぞれのコースの資料とお試し教材が届きます。
このお試し教材は、実際のコースと同じ内容のものが送られてくるので、子供が続けていけるか判断しやすいんです。5年生の場合、小学生コースを希望すると、作文や英語、公立中高一貫校適性検査の案内も一緒に送ってもらえますよ!
(こちらのブログの情報は記事作成時のものです。最新の情報はZ会 小学生向け講座の公式サイトよりご確認ください。)
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