「大学受験におすすめの通信教育ってどれ?」
「塾なしでも大丈夫?」
「塾や予備校と併用は可能?」
こんな疑問をお持ちの方も多いと思いますので、今回は「大学受験対策ができる主要通信教育5個」をランキングにしてみました。
我が家では高校生の子供が◆スマイルゼミ高校コース◆ を現在受講中で、大学受験対策もそのままスマイルゼミでお世話になる予定です。
基礎をしっかり身につけることに重点を置き、大学受験対策もできるスマイルゼミはバランスが取れていておすすめですが、難関大学以上を目指すならZ会 、大学受験に定評のある通信教育がいいなら【進研ゼミ高校講座】 です。
他の通信教育を使ったり、お試し教材を試したこともありますが、
- 大学受験に特化した教材
- 動画授業中心の教材
- レベル別になっていてバランスの取れた教材
- 個別指導に強い教材
など、それぞれに強みがあります。
それぞれの子供の志望校や性格によって、合う通信教育は違いますので、それぞれの特徴についてみていきましょう!
この記事を書いた人
たかぎ
・子供が塾なし中学受験経験、現在も通信教育のみで勉強中
・東京都在住
おすすめの大学受験向け通信教育ランキング
1位 幅広いレベル選択ができる「進研ゼミ」
- 会員数 約221万人
- 大学受験対策
- 料金
- 個別最適学習
- 個別サポート
デメリットを探すのが難しいくらい、大学受験対策のイロハが詰まった教材が揃っているので、相性が合えば塾に行かなくとも大学受験合格が可能。
また、長年の合格実績があるので、安心して取り組むことができます。
最難関大学から一般大学まで多くのレベルに対応しているので、自分の志望校に合った教材で効率よく勉強を進めることができます。
レベル分けは2年生の3学期以降は以下の通り。
- 東大京大
- 難関国公立
- 国公立スタンダード
- 早慶上智
- 難関私大
- 私大スタンダード
- 受験ベーシック
紙の教材とスマホアプリを利用して勉強を進めていくスタイルなので、わざわざタブレットを購入したり準備する必要がなく、初期費用が安く済みます。
料金は塾などに比べると圧倒的にリーズナブルで、例えば、高校3年生の4月から卒業まで全科目受講しても、179,880円(12ヶ月一括払い)です。
1科目からの受講も可能。
通信教育とはいえ、個別の対応も充実していて
- AI分析による個別最適学習
- 24時間質問対応
- 進路指導相談
など、困ったときには相談できるのが良いところ。
テキストの教材はもちろんのこと、スマホのアプリを自分なりに使いこなせば、塾に行かなくても大学受験合格レベルまで学力の底上げが可能。
最難関校や難関校に関しては進研ゼミでももちろん対応可能ですが、Z会 もおすすめなので、どちらが良いか比較してみるといいと思います。
教材との相性ってとっても大切なので、それぞれ資料請求してみてお試し教材をチェックしてみるのもありです。
2位 難関大学以上を目指すなら「Z会の通信教育」
- 会員数 約33万人(会員・生徒数)
- 大学受験対策
- 料金
- 個別最適学習
- 個別サポート
東大・京大や最難関校から早慶や難関校を目指すなら、「これを選んでおけば間違いない」というほど有名で、昔から定評がある通信教育です。
大学受験に特化したレベル別の演習や、デジタル学習による個別の対策によって、自分のスタイルに合った学習が可能。
学習スタイルは
- タブレットコース
- テキストコース
のどちらかを選択できます。
タブレットコースはタブレットと紙の教材の両方を使って学習でき、タブレットで受講科目の高1~高3までの範囲の学習に取り組むことができるのが特徴。
テキストコースは紙の教材を主としつつ、映像授業や「良問問題集」はスマートフォンを活用。
料金は1講座3910円〜で、1講座からの受講も可能だから、塾と併用したり、苦手教科の克服にも使いやすいです。
余計なものがなく、良問が多くて有名なので、高いレベルの勉強をしたい人にぴったりです!
3位 ぴったりの学習プランやカリキュラムを提案してくれる「スマイルゼミ」
- 会員数 (ジャストシステム登録ユーザー約700万人)
- 大学受験対策
- 料金
- 個別最適学習
- 個別サポート
どの勉強を今やるべきなのか、最適な学習プランを提案してくれるサービスが特徴。
毎日何をやるべきか最適なプランがしっかり提示されるというのは、他の通信教育にはないシステム。
タブレット1台の中に全ての教材が入っていて、スケジュール管理も全てその中で行われるので、たくさんの教材を管理したり自分か何をやるべきかわからなくなることもありません。
メリットは以下の通り。
- 高校3年分の先取りや遡り学習がいつでも可能
- タブレットのみのシンプルさ
- 演習問題が多い
- スケジュール管理はタブレットにおまかせ
大学受験対策を含めた高校生向けの講座は最近開講したばかりなので、大学合格実績はまだ出ていませんが、中学生コースなど他の学年での実績はかなり出ているので期待できそうです。
料金は全教科で1ヶ月17380円〜となっていて、科目別や教科別の受講は不可ですので、我が家では他の通信教育や参考書や塾などは一切使わずに、スマイルゼミのみで勉強を進めています。
全てスマイルゼミにお任せできると考えれば、料金が高いとは感じません。
大学受験対策としてはまだまだ未知数だし、料金もそこそこ高いし、個別サポートはほとんどないけれど、我が家の場合はこの教材が子供との相性が抜群なので、受講しています。
特に、スケジュール管理や勉強の計画をタブレットがやってくれて、教材が手元に増えることなくタブレット1台で管理でき、自分は勉強に全集中できるというところが我が家には合っていました。
基礎を叩き込みたい子にはぴったりの教材。
王道のZ会 や【進研ゼミ高校講座】 との相性が合わない場合は、こちらの教材を検討してみるのもありです。
4位 相性の合う担当コーチが徹底サポートしてくれる「スタディコーチ」
- 会員数 不明
- 大学受験対策
- 料金
- 個別最適学習
- 個別サポート
1人1人に合ったコースを選ぶことができるのと、担当コーチが徹底的に個別サポートしてくれるのが特徴。
コースは以下の通り。
- オンライン自習室コース
- 自主学習サポートコース
- 自主学習徹底管理コース
- 逆転合格実現コース
- 苦手科目対策コース
- 添削コース
オンラインでも実校舎どちらでも指導を受けることができます。
他の通信教育と違って、いつも誰かと一緒に勉強しているという緊張感があるので、サボらずに勉強を進めていくことができます。
料金はそれぞれのコースによって大きく違うため、問い合わせが必要となりますが、約1万円〜12万円/月となっているようです。(高額なのは医学部生向けのものなど)
自分1人で通信教育をやっていくのに不安があるけれど、通塾はせずに誰かと一緒にオンラインで勉強したい人にはぴったりです。
5位 安くて質の高い勉強ができる「スタディサプリ」
- 会員数 累計有料会員194万人(2020年度)
- 大学受験対策
- 料金
- 個別最適学習
- 個別サポート
映像授業と授業テキストを使用して、全教科映像授業が見放題が特徴。
自分のレベルに合わせた授業を見つけて、遡ったり先取りして自由な受講ができます。
料金は全教科含めて1815円〜の圧倒的な安さなので、とにかく安く質の高い勉強がしたいという人におすすめ。
追加料金がありますが、合格特訓コースを申し込むと
- コーチによる志望校向け学習プラン
- 担当コーチによる個別指導
- 月10問の科目質問対応
といった個別サポートが充実します。
自分で計画を立てて勉強ができる人や塾や他の教材との併用にぴったりの教材。
ただ、これだけで大学受験をするとなると
- 自分で計画を立て、スケジュール管理できる人
- 他の参考書や問題集などで演習量を増やす
- 継続や努力する意志の強さ
が必要になってくるので、色々と忙しい高校生にとっては、結構難しいのではないかと思います。
高校生がバランスよく大学受験勉強できる教材としては【進研ゼミ高校講座】 、難関系大学ならZ会 がおすすめです。
大学受験対策の通信教育を選ぶ5つのコツ
ランキングを見てみたけれど、どれにしたらいいかわからないという人も多いと思うので、ここからは大学受験向けの通信教育を選ぶコツをまとめてみました。
自分に合った難易度の通信教育を利用する
どの通信教育も難易度がそれぞれ違っているので、自分の目標や現状に合った難易度の通信教育を選びましょう。
自分の難易度にぴったりの通信教育を利用することによって、成績が上がったり、継続して続けることができるからです。
通信教育/難易度 | 東大京大 | 難関国公立 | 国公立 | 早慶上智 | 難関私立 | 私立 |
【進研ゼミ高校講座】 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
Z会 | ◎ | ◎ | ⚪︎ | ◎ | ⚪︎ | △ |
◆スマイルゼミ高校コース◆ | △ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服 | △ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
スタディコーチ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
難易度で言えば、Z会がやっぱり一番難しいという人が多く、進研ゼミはどの難易度でも対応可能な感じ。
ちなみに我が家は志望校と現状の難易度だけでなく、本人と相性が良くて続けられるという理由からスマイルゼミを受講中です。
とにかく続けることが大事
どんなに難易度が本人に合っていて、いい教材でも続けられないと成績は伸びないので、続けられる教材を選ぶのは大切。
それぞれの教材の特徴と、本人の性格とマッチしているかどうか、よく考えた方が良いです。
この通信教育良さそうだなーと感じたりとか、本人が気になっている教材があった場合は、相性が良いことが多いので、試してみると良いです。
親が選ぶというより、本人がしっかり選ぶことが大事な気がします。
迷っていたら、親がアドバイスしてあげるとうまくいくことも多いので、ぜひ一緒に選んであげてみてください。
色々なものに手を出しすぎない
これでやる、と決めたらしばらくはその教材に集中することが大切です。
どの通信教育もたくさんの教材があり、やることもたくさんあるので、しっかりやりこんでいけば力がつきます。
塾、予備校、家庭教師、参考書、通信教育…色々手を出しすぎると情報量が多くなって、よくわからなくなってしまうこともあります。
まずは目の前のことを着実にやっていって、ペースが掴めた時点で足りない部分を補うために他の教材を上手に使うというのが良いです。
1つの通信教育で頑張ってみて、物足りなくなったらレベルを上げる、くらいがちょうどいい。
一人で頑張れない時は、サポート制度の力を借りる
通信教育は自分一人の力でやるイメージが強いですが、最近はそんなことはありません。
個別のサポートが受けられる通信教育が多くなっているので、自分だけでは頑張れない時はサポートに助けてもらいましょう!
特にスタディコーチ は担当のコーチが徹底的にサポートしてくれるので、一人で頑張るのは無理そう、という人にはおすすめ。
Z会 はわからないところがあったら質問できるし、【進研ゼミ高校講座】 は質問はもちろん、大学受験に関する質問もできるのが良いところ。
【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服 は合格特訓コースを選べば、個別サポートが充実しています。
自分に合うかどうか事前に確認する
それぞれの通信教育の教材が自分と相性が合うかどうか、事前にしっかり確認しておけば、時間を無駄にすることなく教材を選ぶことができます。
どの通信教育も資料請求で取り寄せられるパンフレットなどの中に詳しい教材の内容の説明があるし、お試し教材を試せる通信教育も多いです。
気になるものがあったら、一度資料請求してみることをおすすめします。(我が家もそうしています)
下記の公式サイトから資料請求やお試し体験の申し込みが可能です。
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