という悩みを持つ人も多いかと思いますが、塾や参考書や通信教育など、様々な対策方法があるので、子供に合ったものを選ぶことができます。
中学受験では主要4教科の勉強、都立・公立中高一貫受験では適性検査の勉強がとても大事なので、作文対策はその合間を縫って取り組むことになります。
小学生のうちに作文の基礎を身につけておくと、受験にはもちろんのこと、その先大人になってからもとても役立つのでおすすめです!
この記事を書いた人
たかぎ
・子供が塾なし中学受験経験
・都内の中学受験過熱エリア在住
「作文対策方法」7選
ここからは中学受験におすすめの作文対策方法を7個紹介します。
- 通信教育
- 参考書や問題集を使う
- 新聞やコラムの要約をする
- 塾に通う
- 本や漫画を読む
- テレビを見る
- 模試を活用する
対策方法 | 学習効率度 |
通信教育 | |
参考書や問題集 | |
新聞やコラムの要約 | |
塾に通う | |
本や漫画を読む | |
テレビを見る | |
模試を活用 |
*学習効率度=勉強時間に対する効果を予想
通信教育
対象学年 | 1年生〜6年生 |
1日あたりの学習時間 | 1日10分程度〜 |
通信教育を使って、作文の基礎を学んだり、添削してもらうことで、受験に対応できる作文力をつけることができます。
具体的には以下のような流れで通信教育を使うことで、力をつけていけます。
- 教材が届く
- 勉強する
- 提出課題や添削課題に取り組む
- 添削された作文の復習
1ヶ月の流れがだいたいわかっていて、子供だけでも取り組めるようになっているので、とてもやりやすいです。
1日に取り組む時間は少ないため、メインの勉強や習い事や塾などで忙しくても、続けることが可能。
おすすめは作文指導に実績があり、小学生向けの作文通信教育に特化した「ブンブンどりむ」です。
中学受験で作文が必要といえば、公立中高一貫校受検だと思いますが、その対策もしっかりとできるし、やりたいと思ったらどの学年からでも取り組める作文の教材ってなかなかないです。
参考書や問題集を使う
対象学年 | 1年生〜6年生 |
1日あたりの学習時間 | 1日10分程度〜 |
市販の問題集や参考書を購入して、作文の書き方を学ぶことで作文対策ができます。
- 対象学年別に選ぶ
- 目的別に選ぶ
- 受験に特化したものを選ぶ
など、選び方は様々あるので、子供に合ったものを探して取り組むことになります。
参考書や問題集を使って勉強するコツは、スケジュールを組んで親が見てあげながら勉強することなので、とにかくしっかり見てあげましょう。
新聞やコラムの要約をする
対象学年 | 4年生〜6年生 |
1日あたりの学習時間 | 1日10分程度〜 |
新聞やコラムの要約は、読んでその内容を要約して書くことで、作文力がつくので、作文対策の1つになります。
語彙力や時事問題に強くなるので一石二鳥。
そのためには
- 子供が興味を持てるような新聞を購読
- 記事を切り抜く
- 時間を決めて要約する
といったことをする必要があり、要約したものを添削したり、指導する必要があり、親の国語力が必要になります。
とはいえ、新聞を読むことのメリットはたくさんあるのでやって損はないです。
新聞を毎日購読するのは大変なので、週に1度子供向けの新聞を発行している読売KODOMO新聞がおすすめです。
四谷大塚が協力して制作している新聞だから、中学受験に強い。
塾に通う
対象学年 | 1年生〜6年生 |
学習時間 | 1回60分程度〜 |
塾で作文対策をする方法には
- 作文教室で学ぶ
- 進学塾などの作文コースで学ぶ
と2つの方法があります。
どちらの方法も通塾する必要があること、近くに教室があることが条件となります。
現在通塾中の塾で対策してくれるなら良いのですが、新たに通い始めるとなると時間に余裕が必要なので、低学年のうちなどならおすすめです。
本や漫画を読む
対象学年 | 1年生〜6年生 |
1日あたりの学習時間 | 1日10分程度〜 |
本や漫画を読むことは、読解力を身につけたり、文章に慣れ親しむことで作文力の基礎を身につけることができます。
作文が受検に出る際は、必ず問題文があります。
その意図に合った作文を書くためには、読解力や文章に慣れ親しむことが必要です。
これはいつからでも始められることなので、子供が好きな本や漫画を読ませてあげましょう!
テレビを見る
対象学年 | 1年生〜6年生 |
1日あたりの学習時間 | 1日30分程度〜 |
テレビを見ることは、勉強に悪影響かと思われがちですが、語彙力や想像力や共感力を身につける絶好の機会で、作文対策にもなります。
アニメでもドラマでもなんでもいいので、好きな番組を見せるのもいいですが、ニュースやバラエティなど大人と一緒にテレビを見るのが結構大切。
テレビのドラマやバラエティやニュースって、人の気持ちの機微とか、喜怒哀楽とか、自分とは違う感性とか、時代の流れとか、とにかく色々感じることができるのです。
言葉を知っていても、使い方がわからないと言葉は生きないので、どんな風に使っているのか実践しているテレビは勉強になることもあるのです。
模試を活用する
対象学年 | 5年生〜6年生 |
1回あたりの学習時間 | 1回2時間程度〜 |
模試を受けることで、本番と同様の雰囲気で作文を書き、添削をしてもらうことができ、復習することで力をつけることができます。
公立中高一貫校向けの模試では、作文の問題が出ることが多く、実践力を身につけることができるし、添削してもらえて解説や答えももらえるので、しっかり復習することが可能。
ある程度作文の力がついている場合は、模試をたくさん受けて、本番に通用する力をつけていくといいです。
子供にぴったりの作文対策を見つけるための4つのステップ
ここでは、子供にぴったりの作文対策を見つけるための4つのステップを解説します。
- 読書やテレビを見ることで楽しく対策
- 通信教育のお試し体験をしてみる
- 塾、問題集、新聞の利用を検討
- 外部模試で実力を試す
読書やテレビを見ることで楽しく対策
急いで対策しなければならない状況でなければ、まずは読書やテレビを見ることで楽しく作文対策がおすすめです。
とにかく楽しめれば、自然に語彙力や国語力が身につきます。
余裕があれば、一緒に読書したりテレビを見ることで、感想を言い合ったりして話ができれば、楽しいです。
作文対策だと思わず、とにかく子供が楽しめることが大切です。
通信教育のお試し体験をしてみる
まずは「どんなタイプの教材が子供に合っているのか」知るために、作文対策ができる通信教育のお試し体験をしてみましょう。
参考書や問題集だと買ってみないとわからないのですが、通信教育のお試し体験は無料のものがほとんどなので、失敗することが少ないです。
の3つが都立・公立中高一貫校向けの作文対策を実施しているので、どれが合うか確認してみると良いと思います。
塾、新聞、問題集の利用を検討
通信教育との相性が合わなかった場合や、親が関わって受検対策していきたい場合は、塾、新聞、問題集の利用を検討しましょう。
我が子もそうでしたが、通信教育が苦手な子供ももちろんいます。
その場合は、塾にお任せするか、親子で問題集や新聞を使って対策することを検討しましょう。
親に時間がない場合で、通信教育が難しい場合は、塾がおすすめ。
親が関われそうなら、問題集や新聞を使って、一緒に対策していきましょう。
外部模試で実力を試す
対策をある程度やってみて、実際に実力を試したい場合は模試を利用するといいです。
模試を受けることで、
- 自分の立ち位置がわかる
- 対策が足りない部分を発見する
- 今後の対策を考えられる
などたくさんのメリットがあります。
特に問題集や新聞などで独学で対策している場合は、このような客観的に見てもらう機会が必要です。
勉強の方向性があっているかどうか、チェックできます。
まずは無理のない範囲でできることから始めてみよう!
作文対策をするには、
- 今の状況にあった対策を選ぶこと
- 子供と相性のいい対策を選ぶこと
この2つが重要です。
その上で、
- 親がどのくらい関われるかで方法を選ぶ
- 少しずつ対策していく
- 実践で力を試す
このようなことに注意しながら対策していくことが大切です。
無理のない範囲で、まずはできることから始めてみましょう!
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