先日、サピックスの中学受験入試報告会に足を運びました。今まで、早稲田アカデミーやenaや四谷大塚の報告会に参加したので、これで4つ目。私にとって最後の入試報告会でした。
もうすぐ6年生の親がすべきことの1つが、入試報告会の参加だと思っています。
私立中学だけではなく、公立都立中高一貫校向けの報告会もいろいろな塾で行われているので、自分の子供に必要な報告会を選んで行ってきました。
そんな中、サピックスはシンプルでまとまっていて、とっても有意義な入試報告会でしたので、詳細についてブログに残しておきたいと思います。入試報告会に行くべきか悩んでいる方や、どの報告会に行けばいいのか困っている方の参考になればと思います。
サピックスの入試報告会は、中学受験全体の傾向、各教科の分析が中心でした。
私は都内の入試報告会をネットで予約して参加しました。会場に到着すると、受付で資料を受け取ります。予約票をプリントして行くと、受付がスムーズです。
資料は朝日新聞の広告、サピックスの広告、合格実績、さぴあ(サピックスの進学情報誌)、サピックス入室案内、受験体験記、受験の軌跡(体験記)、合格力判定資料(サピの偏差値に基づいた合格率などの分析)、中学受験ドキュメント&中学入試分析資料集、教科別入試問題分析、です。
席は自由席なので、空いている席に座ります。空席も結構あり、荷物を置くのにも余裕で良かったです。保護者の方の服装は、スニーカーの方からオフィス仕様の方までさまざま。特に周りを気にする必要もないので、自由な感じです。きっちりした印象の方が多かったです。ご夫婦で来ている方もいましたが、圧倒的に母親と思しき女性が多かったです。
入試報告会は、講義形式でした。今までに行った入試報告会はスクリーンで映像を見せられることが多かったのですが、サピックスはシンプルに喋りのみ。でも、最後まで退屈することなく、聞くことができました。お話だけで2時間聞かせるって、すごいです。
まず、中学受験全体の傾向として、受験生が増えていること、しばらくはこの受験率の上昇が続きそうであることのお話がありました。難関校受験者はそれほど大きく変わっていないが、中堅校で受験者が大きく増加していることなどが、最近の特徴ということでした。
他にも、WEB出願の増加、大学付属校の人気、午後入試の人気、1月受験校の総志願者の増加など、最近の傾向について詳しくお話がありました。
これらについては、どの入試報告会でも同じような話を聞いて来ましたので、復習のつもりで聞いていました。ただ、サピックスは他の塾よりも一歩踏み込んだ分析を行っていて、とっても勉強になりました。
あとは、各教科の分析について、それぞれの講師からお話がありました。どの教科も基礎や典型的な問題を確実に理解することがとにかく大事であること、原理や仕組みを理解し、しっかり訓練することや、積極的な姿勢が必要であること、が共通していました。
難関校志望が対象ですが、中堅校志望でも入試傾向を知ることができ、参考になります。
どの私立中学受験向け入試報告会でも言えることなのですが、基本的には御三家を中心とした難関校志望者が対象となっています。
ただ、全体の入試傾向の説明や、各教科の傾向については、中堅校にも共通することが多いので、「難関校じゃないから行かなくていいかな」と思っていても、意外と参考になることが多いですよ。
サピックスの説明会で出てくる学校は、基本的に難関校ですが、そうではない学校の名前もチラホラ出ていました。
難関国私立の中学受験を視野に入れているのなら、サピックスの入試報告会が一番おすすめ
4つの入試報告会に行って来ましたが、サピックスのものが一番シンプルでわかりやすく、聴きやすかったです。分析資料も見やすいので、とってもおすすめ。
他の3つの報告会もそれぞれ特色があり、とても良かったのですが、私はサピックスのものが一番しっくり来ました。まあ、4つ目だったので、だいぶ聞き慣れていたことも影響しているかもしれません。
入試報告会は時間があれば、複数行ってもいいと思います。実際に私は複数の報告会に行き、何度も同じようなことを聞くことによって、だいぶ今の傾向を頭に叩き込むことができました。我が家は自宅学習で中学受験を目指しているため、塾などの最新情報を知る機会が少ないのです。そのため、こういった機会はとっても貴重。
親のモチベーションを高めるという意味でも、入試報告会はおすすめです。
塾探し中の低学年なら、たくさんの入試報告会をはしごするのがおすすめ
先ほど書いたように、複数の入試報告会に行くことは高学年の親におすすめです。それだけでなく、塾探しをしている低学年の方にもとってもおすすめなんです。
なぜなら、それぞれの塾の雰囲気や指導方針がとってもよくわかるから。
志望校選びの時に、学校見学や体験授業に行きますよね?それと一緒で、塾も実際の様子を見るのが一番。入試報告会では、塾全体の傾向がわかるので、子供に合っているのか、親として共感できるのか、確認しやすいです。
もうすぐ6年生の親がすべきことの1つが、中学受験の入試報告会に参加することだと思う
入試報告会は2月から3月に行われることが多いです。5年生の2月か3月には、参加しておくことをおすすめします。
これから1年間頑張るぞ、という気持ちになれるし、全体の流れをつかむことができます。
私はもう4つも参加したので、これで終わりにするつもりです。どの塾でも資料をいただいたので、目を通して、必要だと思うことは子供の勉強に取り入れて行こうと思っています。
6年生はあっという間に時間が過ぎていきそうなので、何をやるべきなのか整理しながら、一つ一つこなしていこうと思います。
娘はZ会の中学受験コースを利用して、自宅学習しています。Z会の中学受験コースは、受験の準備やスケジュールに関する情報もこまめに連絡してくれるため、なんとなくどの時期に何をやればいいのかがわかり、とっても助かっています。
勉強の質がいいのはもちろんですが、Z会はそう行ったフォローがしっかりしているところも気に入っています。
Z会の公式サイトから資料請求すると、お試し教材がもらえます。もしも受講を検討したい場合は、一度お試し教材を使って見ることをおすすめします。子供に合っているかどうか、確かめることができます。
Z会や自宅学習でわからないところがあった時には、スタディサプリの映像授業を見て、理解を深めています。自宅学習の子供にはもちろん、塾や学校でわからないところの補習としても使えます。全学年の授業を見放題なので、先取り学習もできちゃいます。娘はもっぱら復習やわからないところの理解を深めるために使っています。
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私の愛読書。この本のおかげで、納得のいく志望校選びができました。本当に役に立つ本です。
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