Z会の通信教育は、昔から難関校の通信教育教材として評判が良かったので、自宅学習で中学受験対策を考えた時に真っ先に候補に上がりました。
難関国私立中学対策だけでなく、公立中高一貫校対策にも強く、教材はいたってシンプルで質が良く、料金が良心的ということで、お試し教材を取り寄せた上で、娘は受講を決めました。
そんな至れり尽くせりのZ会の料金って気になりますよね?今回はこの気になる値段について、できるだけ詳しくご紹介したいと思います。
志望校別やコース別の料金や、学年が上がると料金はどうなるのか?などをまとめています。
Z会で中学受験対策 4年生の料金
まずは中学受験対策をする4年生が受講した場合の料金をご紹介します。
4年生がZ会で中学受験対策をする場合、「中学受験コース」か「小学生コースのハイレベル」または「小学生タブレットコース」を選択することになります。
「小学生コース」は従来通り紙ベースでの学習、「小学生タブレットコース」はタブレットを使った学習になります。これは子供のやりやすい方を選んであげれば良いと思います。資料請求でお試し教材を手に入れて、子供にやらせてみればすぐに選ぶことができますよ。
また、「小学生コース」には「スタンダード」と「ハイレベル」の2種類のレベルがありますが、中学受験対策の場合はハイレベルがある教科はハイレベルを選択することになります。ちなみに「スタンダード」でも「ハイレベル」でも料金は変わりません。
中学受験対策をするとなると、4科目網羅する必要があるので、4科目を受講した場合の料金をご紹介していきます。
支払い方法によって月あたりの料金が変わってきますので、それも一緒に表にまとめました。
コース(4科目受講) | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
小学生コース | 月あたり6,012円 | 月あたり6,484円 | 月あたり6,702円 |
小学生タブレットコース | 月あたり6,420円 | 月あたり6,940円 | 月あたり7,200円 |
中学受験コース | 月あたり14,648円 | 月あたり16,136円 | 月あたり16,880円 |
「小学生コース」は、4年生の理科と社会にはハイレベルコースがないため、自動的にスタンダードコースの受講になります。5年生からは理科と社会もハイレベルコースを選択できます。
「小学生タブレットコース」はレベル選択や科目選択ができません。最初から4科目プラス英語と総合学習がついてきてこの料金です。レベルはその子に合わせて進んで行くので、特に設定がないのです。
「中学受験コース」はタブレットを併用しながら勉強するコースで、ボリュームがかなりあるため、この料金には納得です。12ヶ月払いがかなりお得になりますよね。
娘は都立中高一貫校を第一志望としているので、4年生の間は「小学生コースのハイレベル」を受講していました。月々6,000円代で4科目も受講でき、自分のペースで勉強できるので本当に良かったです。以前通っていた塾は、月に約40,000円かかっていたので、かなり安い料金だということがわかってもらえると思います。
「小学生タブレットコース」や「中学受験コース」で使うタブレットは自分で持っていない場合、別途購入する必要がありますが、中古で出回っているもので十分だと思いますので、新品にこだわらなければそれほど大きな料金負担にはならないかと思います。ちなみにZ会サイトから購入すると約40,000円前後で手に入ります。
次に、5年生の料金をチェックしていきましょう。
Z会で中学受験対策 5年生の料金
5年生になると、「小学生コース」の理科と社会もハイレベルを選択できるようになります。「小学生タブレットコース」や「中学受験コース」は4年生の時と同様のコース内容となります。
5年生になると、公立中高一貫校を志望している人はコース選択に注意が必要です。5年生からは「小学生コース 専科」の中の「作文」と「公立中高一貫校適性検査」の受講が可能になります。今までのコースにプラスして、この「作文」と「公立中高一貫校適性検査」を受講する必要が出てきます。
なんだか少しややこしくなりますのでご注意くださいね。
コース(4科目受講) | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
小学生コース | 月あたり6,624円 | 月あたり7,168円 | 月あたり7,440円 |
小学生タブレットコース | 月あたり6,930円 | 月あたり7,510円 | 月あたり7,800円 |
中学受験コース | 月あたり18,048円 | 月あたり19,936円 | 月あたり20,880円 |
公立中高一貫校を志望している人は、上記にプラスしてこちらを受講した場合、この料金が上乗せされます。(ただし、小学生コースを受講している場合は基本料金が重複するため、それぞれ月々2000円引きになる。)
専科 | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
作文 | 月あたり4,346円 | 月あたり4,622円 | 月あたり4,760円 |
公立中高一貫校適性検査 | 月あたり3,870円 | 月あたり4,090円 | 月あたり4,200円 |
難関国私立中学志望ならば、月々20,000円弱で中学受験対策ができます。また、公立中高一貫校志望(小学生コース)ならば、月々11,000円程度で受検対策ができます。これは塾に行くことを考えると、破格の料金ですよね。
Z会で中学受験対策 6年生の料金
6年生になると、またまたコースによっては選択方法が変わりますのでご注意ください。
難関国私立中学志望の場合、専科で学校別や分野別で集中的に短期で演習を受けることができます。それぞれ3ヶ月単位で区切ってあります。必要な方は受講することをオススメします。専科は3ヶ月で約10,000円〜18,000円です。
公立中高一貫校志望の場合、5年生の時に選択していた「作文」をさらに特化させた「公立中高一貫校作文」を受講します。6年生にも「作文」はあるのですが、「公立中高一貫校作文」の方がより合格に近づくための対策を取るそうなので、こちらを選択しておきたいですね。
コース(4科目受講) | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
小学生コース | 月あたり6,384円 | 月あたり7,548円 | 月あたり7,840円 |
小学生タブレットコース | 月あたり6,930円 | 月あたり7,510円 | 月あたり7,800円 |
中学受験コース | 月あたり18,048円 | 月あたり19,936円 | 月あたり20,880円 |
公立中高一貫校を志望している人は、上記にプラスしてこちらを受講した場合、この料金が上乗せされます。(ただし、小学生コースを受講している場合は基本料金が重複するため、それぞれ月々2000円引きになる。)
専科 | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
公立中高一貫校作文 | 月あたり3,260円 | 月あたり4,622円 | 月あたり4,760円 |
公立中高一貫校適性検査 | 月あたり3,260円 | 月あたり4,622円 | 月あたり4,760円 |
難関国私立中学志望ならば、月々20,000円弱で中学受験対策ができます。これは専科の演習を含んでいませんが、含めても月あたり20,000円代で対策できますよね。また、公立中高一貫校志望(小学生コース)ならば、月々12,000円程度で受検対策ができます。
5年生の時とそれほど払うお金は増えません。6年生となるとラストスパートで塾に通うことがあるかと思いますが、これだけ安く済めば、短期的に志望校対策のために塾に通うこともできますよね。
Z会通信教育の入会金やコース変更時の扱い
Z会の通信教育は入会金はかかりませんので、気軽に受講することができます。資料請求やお試し教材も無料なので、良心的です。
途中のコース変更は可能です。ハイレベルとスタンダードの変更はいつでも簡単にできます。コールセンターに電話してしまえばすぐに終わりますよ。また、小学生コースから中学受験コースへの変更もできます。これは料金の問題もあるし、大きな変更となるので、一度コールセンターのオペレーターの方にご相談した方が良いです。
私も何度もZ会のコールセンターのお世話になっています。当たり外れはあるものの、どの方も親身になって答えてくれるので助かっています。
志望校が変わったり、子供のレベルが上がってきたのでコースを変えたい、ということはあるかと思います。そんな時でも気軽に変更できるので、まだはっきりと中学受験について決まっていない人や、悩んでいる人にもZ会はオススメです。
まとめ
Z会の中学受験向け対策の取り方と料金について記事にしましたが、いかがでしたか?
こんなにシンプルでやりごたえのある教材って、すごいなぁって毎月届くたびに思っています。自宅学習とはいえ、添削をしてくれたり、相談できたりするので、わからないことがあってもちゃんと対応してもらえるんです。
料金的には「すごく安い!」というほどではありませんが、塾に比べれば安いですし、教材との相性が合えば、料金は安く感じるほどです。
自宅学習で中学受験にチャレンジする際の参考にしてみてください。まずは資料請求して、自分の子供と相性が合うかお試し教材で試してみてください。
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