都立中学受験を考える時に、こういった疑問を持つ人も多いと思います。
塾なしだといろいろなものに手をつけてしまったり、一体どこからやっていいのか、わからなくなってしまうことがあります。実際に我が家もそんな経験をしました。
様々な塾の説明会などに参加したり、模試などのセミナーに参加すると、どの話も合格に必要なポイントは同じであることがわかりました。
もしも都立中学受験対策が迷走している方がいましたら、合格に必要なポイントを今一度確認することをおすすめしたいです。
今回は、合格するために必要なポイントと勉強方法についてまとめました。
この記事を書いた人
たかぎ
・子供が塾なし中学受験経験
・都内の中学受験過熱エリア在住
都立中学受験合格に必要なポイントは3つ
まずは都立中学受験の際に必要なポイントを3つ紹介します。
勉強していく中で、これらの力を意識していけば、合格に近づくことが可能。
作業力
作業力とは
- 書き出す
- 調べる
- 読み取る
- 分析する
- 意見を書く
など、様々な作業をする力のことです。
都立中学の問題の中には、答えを出す過程を書かせる問題があります。
例えば「場合の数」などの問題です。
この問題に正解するためには、書き出して調べ、答えを羅列するという作業が必要になります。
また、グラフや資料を読み取る問題についても、丁寧に読み取って分析や意見を書く作業が必要になります。
どちらもすぐにとけるという問題ではなく、根気よく作業する力が必要なのです。
国語力
問題文の中には学校では習っていない単元や初めて見る資料が含まれることが多いです。
そして学校で習っていないものについては、文章の中に必ず説明があります。
知識だけで問題に答えることは難しいのですが、知識と読解力があれば文章を読んで理解し、回答することができます。
長い説明文や資料を理解するためには、国語力が必要。
算数力
正確に早く計算する力と空間認識力は合格にかなり重要な要素。
都立中学の問題では、計算問題単体で出ることはほとんどありませんが、必ず計算しなければならない問題が出ます。
また、サイコロや折り紙などの図形問題も、頻出です。
これらは重要な得点源であり、算数力は対策すれば伸びるものなので、必ず力をつけておきたいものです。
塾なしで都立中学受験勉強する方法
ここまで説明したポイントを押さえる勉強をすれば、都立中学受験合格に近づけます。
そのためには
- 教科書に載っている知識を確実に身につける
- 計算問題をトレーニングする
- 長文読解や作文に慣れる
- グラフや資料を分析できる
ことを続けてやっていくと良いです。
これは私が塾や模試などのセミナーや説明会でプロの指導者たちが話していた内容の要約です。
これらの力を塾なしで身につけるとなると、「参考書や問題集中心の学習」か「通信教育の利用」のどちらかの勉強法で対策する必要があります。
参考書や問題集中心の学習方法
自分たちで参考書や問題集を選び、スケジュールを立ててそれを使って勉強していく方法なら、最低限の費用で勉強できますが、覚悟が必要なことがあります。
使うお金は参考書代や問題集代だけ。
保護者が情報収集や参考書の選定やスケジュール管理、子供がわからないところを教える先生となる、ということを一手に担うことになるので、相当の覚悟が必要。
反抗期に差し掛かる時期で、親子関係がこじれる可能性も考えると、この方法よりも通信教育を利用したり併用する方法がおすすめです。
通信教育を利用する方法
親に時間があまりない、教えるのが苦手、自分で勉強してほしい、などという場合は、通信教育を使う方法もありです。
Z会の通信教育 や【進研ゼミ小学講座】 のように1つの通信教育で全て対策できるものを利用してもいいし、苦手分野のみ通信教育で対応したり、塾と併用したりするのも良いですね。
1つの通信教育で対応するタイプだと、やるべきことがわかりやすいし、スケジュール管理や添削などもやってもらえます。
ちなみに我が家はZ会の通信教育 を利用して勉強していました。
うちの子供とはとても相性の良い教材だったし、シンプルで良い問題が多いところがおすすめポイント。
どんな教材や通信教育が合うかどうかは、子供によって違うので、気になる通信教育があったら、事前に資料請求したり無料のお試し教材を子供に一度やらせてみたりして、内容を確認してから申し込むと良いですよー
我が家も必ずそうやって確認してから、申し込んでいるので失敗はかなり少ないです。
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