「塾なしで公立中高一貫校に合格したい」
「どんな通信教育があるの?」
そんな風に考えている方もいると思います。
公立中高一貫校対策ができる通信教育を利用すれば、塾なしでカリキュラムに沿った勉強ができます。
塾に通わず、適性検査や作文の勉強をしたいという人はぜひ。
今回は「公立中高一貫校対策におすすめの通信教育6選」をご紹介します。
他の通信教育もチェックしたい方は以下の記事も読んでみてください。
この記事を書いた人
たかぎ
・子供が塾なし中学受験経験
・都内の中学受験過熱エリア在住
塾なしで公立中高一貫校対策ってできるの?
塾に通わずに公立中高一貫校対策をする方法は2つあります。
- 参考書を利用
- 通信教育を利用
どちらも塾に通わずに勉強できます。
参考書を利用する場合は、親が参考書を選んだり、情報を取捨選択したり、教えてあげたりして、まさに親塾となりますが、費用は安くすみます。
通信教育を利用する場合は、費用がかかりますが、塾よりかなり安いし、カリキュラムがあるので親が勉強内容を選ぶ必要はなく、情報提供など塾の役割を果たしてくれます。
共働きでも大丈夫!
通信教育を使った中学受験対策なら共働きでも大丈夫なのが魅力。
塾の準備や送迎の必要はなく、参考書を使った親塾の負担もないからです。
子供は通信教育のカリキュラムに沿った勉強をすれば良いので、親は様子を見守り、情報収集や必要な手続きだけをすれば良いのです。
塾なし中学受験のメリットデメリット
塾なし中学受験のデメリットは
- 親の負担が多い
- 勉強に集中できる環境が必要
メリットは
- 費用が安い
- 時間が自由
です。
費用は塾に比べてかなり安く済むし、時間が自由だから習い事や家族とのレジャーを楽しむ余裕があるのはメリットです。
我が家の長女も塾なしだったので、習い事は続けていたし、6年生になってからも旅行など結構行きました。
公立中高一貫校対策におすすめの通信教育6選
今回は都立中高一貫校や公立中高一貫校対策ができる通信教育をご紹介します。
塾なしでメイン教材として使えるものと、苦手分野や伸ばしたい分野に特化した通信教育に分けて書いています。
「適性検査と作文の対策」ができる通信教育
適性検査や作文の対策など、とにかく全て公立中高一貫校対策をメインでお任せできる通信教育は以下のZ会の公式サイトはこちら と【進研ゼミ小学講座】 とe点ネット塾 公立中高一貫受検対策 の3つ。
Z会の通信教育
適性検査対策 | あり |
作文対策 | あり |
無料おためし教材 | あり |
料金 | 1科目1,955円〜/月 |
運営会社 | Z会グループ |
対象学年 | 小学3年生〜6年生 |
Z会には「小学生コース専科 公立中高一貫校受検対策講座」という、公立中高一貫校対策に特化した講座があります。
特徴は
- 合格実績が豊富
- 全国の適性検査に対応している
- 3年生からの対策ができる
ということ。
Z会は昔から様々な受験対策に実績があり、良問が多いことで知られています。
シンプルな作りで、余計な装飾がないのが良いところで、私が一番おすすめの通信教育です。
3年生から対策できる講座があったり、作文や適性検査の対策だけではなく、学校の基礎学力に対するコースも準備されています。
子供に合った科目だけを受講することも可能なので、その時々にあわせて柔軟に対応できます。
資料請求でもらえる無料のお試し教材で、子供との相性が確認できます。
進研ゼミ
適性検査対策 | あり |
作文対策 | あり |
無料おためし教材 | あり |
料金 | 1科目2,560円〜/月 |
運営会社 | ベネッセホールディングス |
対象学年 | 小学1年生〜6年生 |
進研ゼミで公立中高一貫校対策をする場合、オプション講座を使います。
オプション講座「考えるちからプラス講座」という適性検査対策と、「作文・表現力講座」という作文対策を受講すれば、対策可能。
これらの講座は1科目のみの受講も可能だし、1年生から(作文は3年生から)受講可能だから、低学年のうちからの対策もできるし、やりたいタイミングでいつでも始められます。
デザインが明るく楽しくてわかりやすいので、楽しんで学びたい子や勉強に苦手意識がある子にぴったり。
我が家はZ会の方が好きでしたが、それぞれの子に合うものを選んだ方がいいので、一度無料体験してみるのが良いと思います。資料請求するとお試し教材がもらえます。
e点ネット塾Plus
適性検査対策 | あり |
作文対策 | あり |
無料おためし教材 | あり |
料金 | 4,620円〜/月(2023年現在の特別価格) |
運営会社 | 株式会社 日本学術講師会 |
対象学年 | 小学6年生中心 |
小学6年生の時期に集中的に適性検査対策と作文対策をするなら、e点ネット塾 公立中高一貫受検対策 の通信教育がおすすめ。
短期集中で公立中高一貫校対策ができて、値段はリーズナブル。
- 映像による講義
- オリジナルテキストでの徹底的な適性検査対策
- 作文・文章の添削サービス
が特徴で、シンプルな作りながらも、必要なものをしっかりと詰め込んだ内容になっています。
サポートは少なめなので、親がしっかり見てあげる必要があります。
基礎学力があって、1年間で徹底的に自宅で公立中高一貫校対策をやっていきたい親子にぴったり。相性が合えば、最低限の費用と時間で、公立中高一貫校対策できちゃう。
作文対策ができる通信教育
先ほど紹介したZ会の公式サイトはこちら と【進研ゼミ小学講座】 で、作文対策をすることができます。(作文対策のみの受講も可能)
Z会は5年生から、進研ゼミは3年生から受講可能。
もっと低学年から受講したい、作文対策に特化した通信教育で徹底的に作文の力をつけたいという人には、以下に紹介するブンブンどりむがおすすめ。
ブンブンどりむ
適性検査対策 | 一部あり |
作文対策 | あり |
無料おためし教材 | あり |
料金 | 4,510円〜/月(2024年8月より4,917円〜) |
運営会社 | (株)どりむ社/作文技術指導研究会 |
対象学年 | 小学1年生〜6年生 |
作文指導を始め、国語関連の著書を執筆している齋藤孝さんが監修している作文に特化した通信教育で、公立中高一貫校の作文対策として、また適性検査の記述対策や国語力の向上が期待できます。
作文に特化して指導してくれる通信教育はなかなかない中、20年以上の添削実績があるブンブンどりむは貴重な存在。
作文対策だけ集中的にやりたい、という人にぴったり。
最初から長文を書かせるようなやり方ではなく、しっかりと段階を踏んで教えてくれるテキストだから、作文が苦手な子でも取り組みやすく、書き方がわからずに困っている子にもおすすめ。
1日10分の学習で進めていけるカリキュラムなので、他の勉強と並行しながら力をつけていけます。
作文の添削とか指導は、親だけではかなり難しいので、こういった通信教育はとっても助かる!
下記公式サイトから無料体験キットの申し込みができるので、子供との相性が確認できます。
ちなみに作文の通信教育についてはこちらの記事にもまとめてありますので、ぜひ。
苦手分野をピンポイントで克服
メインの参考書や通信教育はすでに利用しているけれど、苦手分野だけをピンポイントで克服したいという時にはスタディサプリ(スタサプ )がおすすめ。
4教科全ての授業が見放題でテキストの無料ダウンロードもできるので、苦手分野を効率よく克服でき、我が家もかなり愛用していました。
スタディサプリ
適性検査対策 | なし |
作文対策 | なし |
無料おためし教材 | あり |
料金 | 4科目1,815円〜/月 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
対象学年 | 小学1年生〜高校3年生(無学年制) |
スタディサプリは1コマ15分程度の細かい単元に分かれた映像授業と、無料でダウンロードできるテキストやドリルで勉強できる通信教育。
追加料金なしで学年をまたいで授業を受講できるから、復習や先取りが簡単にできるし、わからない部分だけをピンポイントで学習して理解できる。
短い授業だけど、面白い先生がわかりやすく授業していて、短いからこそ集中的に取り組めて、理解が深まります。
親が見てもとてもわかりやすいので、気になる人はチェックしてみると良いですよー
下記公式サイトから14日間の無料体験の申し込みが可能なので、まずは気軽に試してみると良いです。
我が家も体験してから、申し込みました。
必須の算数の力をしっかりつける
公立中高一貫校の勉強で絶対に必要な算数の力。これがないと適性検査に太刀打ちできないので、受検を意識し始めたら、とにかく基礎力をつけておきたい必須の教科。
そんな算数の力を子供の学力に合わせて徹底的に叩き込んでくれる通信教育が、どんどん算数が好きになるタブレット教材【RISU算数】 。
初回にテストがあり、その時の子供にちょうどいい難易度からスタートするので、どのタイミングからでも学習をスタートできます。
RISU算数
適性検査対策 | なし |
作文対策 | なし |
無料おためし教材 | あり |
料金 | 2,750円〜/月(学習した分のみの請求) |
運営会社 | RISU Japan株式会社 |
対象学年 | 4歳〜小学6年生 |
データに基づき、子供にぴったりの問題が出題され、つまづきがあったらフォローレッスン動画をみることができるから、確実に力がついていく。
合格実績には難関私立校も多く、大手塾の算数のテストで1位をとる子も多く輩出。
算数が苦手な子は自分のレベルにあった問題で基礎をしっかり身につけられるし、算数が得意な子はどんどん先取りして、中学受験トップレベルの算数力を身につけられる。
1日10分、ゲーム感覚で取り組めるタブレット型通信教育なので、好きな時間に好きな場所で取り組めて、忙しい小学生にもぴったり。
RISU算数は以下のことを全部自動でやってくれます。
- 子供の苦手を見つける
- 苦手教科のための教材や問題を探す
- 苦手な問題を解かせて、理解できているか確認
ほんとすごい教材!
通信教育で公立中高一貫校対策を成功させるコツ5選
次に、通信教育で公立中高一貫校対策を成功させるコツを5つご紹介します!
- メイン教材を1つに絞る
- うまくいかない時は他の方法にする
- 外部模試と情報収集は必須
- 志望校対策は万全に
- 子供に合う教材を選ぶ
メインの通信教育を1つ決める
軸となるカリキュラムがあるメインの通信教育を1つ受講すると良いです。
勉強の漏れなく、長期的に勉強を続けるためには、塾のようなカリキュラムがやはり必要だからです。
ある程度の筋道やゴールがあれば、効率的に勉強できて、合格に近づくことができます。
メインの教材がないと、
- どれにどのくらい時間を割くべきか
- どの単元をやるのか
全て親子で決めなければならないので、勉強以外の部分に膨大な時間がかかります。それを通信教育に代わりにやってもらっちゃいましょう。
メインの通信教育は子供との相性で好きなものを選べば大丈夫。
柔軟性を持って教材を選ぶ
メインの通信教育を始めたら、そのあとは柔軟性を持って教材を選ぶことが大切です。
子供の状況は変化するし、やり始めてからわかることがたくさんあるため、その都度対応した方がいいからです。
- メインの通信教育がはかどらない→別の通信教育や通塾に変更する
- 算数が苦手、作文につまづいている→その分野に特化した教材や通信教育を使う
- この部分だけわからない→ピンポイントで学べる参考書や通信教育を使う
こんな感じで、柔軟性を持っていくと良いです。
1つの教材に集中することは大切だけど、それでどうしてもうまくいかない場合は別のアプローチをするのが良いです。
あれこれ手を出すのではなく、必要に応じてその部分だけ利用する、というイメージ。
情報収集や外部模試を受ける
通信教育で対策をしていると、ライバルの存在を意識する機会や本番の練習が足りなくなります。
そんな通信教育のデメリットを解消するために、塾の報告会や説明会で情報収集したり、外部模試を受けることが大切です。
塾の説明会は誰でも参加できるものも多く、その時の傾向や状況を知れるので、私もよく利用していました。
外部模試は自分の現在の立ち位置を知ったり、弱点を知ることができるので、志望校に合わせて受けると良いです。
志望校対策は万全に
志望校が決まったら、対策はしっかりとしましょう。
これは通塾していても一緒ですが、志望校に特化した対策は問題傾向をしっかりと知って、それに合わせた対策を自分で徹底的にやっていく必要があります。
過去問をやったり、その学校の傾向に合わせて強化する分野を選択していきます。
志望校対策をしっかりやることで、本番に落ち着いて臨めるし、志望校への合格が確実に近づきます。
子供の特性合った教材を使う
自分の子供の特性に合った教材を使うことが、受検対策の中で一番重要なことです。
子供に合った教材を選ぶことで、子供が楽しく意欲的に勉強でき、結果的に志望校合格に近づきます。
だから、気になった教材があったら試してみるのがおすすめです。
以下、今回紹介した教材の公式サイトをまとめてあります。
- Z会 (無料の資料請求をするとお試し教材がもらえる)
- 【進研ゼミ小学講座】 (無料の資料請求をするとお試し教材がもらえる)
- e点ネット塾 公立中高一貫受検対策 (公式サイトから無料体験申し込み可能)
- ブンブンどりむ(公式サイトから無料体験キット申し込み可能)
- スタサプ (14日間の無料体験ができる)
- どんどん算数が好きになるタブレット教材【RISU算数】 (お試し体験が可能)
ちなみに我が家は子供が2人いますが、全然違う方法で中学受験勉強をしました。
それぞれの子に合った方法は十人十色。
ぜひ、相性の良いものを見つけてみてください。
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