塾なし自宅学習で中学受験をする場合、通信教育の教材を検討する方が多いと思います。私と娘も、どの教材を使うか結構迷い、いろいろお試し体験した結果、娘と一番相性のよかったZ会の通信教育の教材を使うことにしました。
現在は、ペースもつかむことができ、自分たちで勉強のスケジュールを組みながら、頑張って勉強に取り組んでいます。塾に通っていたこともありますが、現状の方が勉強に前向きに取り組めている上、成績向上も見られていて大満足です。
私たちも不安に思っていたのですが、「どの教材が一番合うんだろう」「とりあえず教材を試して見て、申し込みをするか検討したい」と考える人も多いと思います。
今回のブログでは、お試し体験できる中学受験向け通信教育のおすすめ教材をご紹介していきますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
中学受験、塾なし自宅学習でできる?
これは誰しもが悩むテーマで、このブログを読んでくださっている方はすでに自宅学習することを検討している方だと思いますが、一応塾ありと塾なしの場合違いについて記事にしておきたいと思います。
塾 | 自宅学習 | |
料金 | 月平均5〜10万円程度 | 月平均1〜3万円程度 |
勉強方法 | 授業を受け、復習する | 好きな教材を使い、マイペースで。 |
親の負担 | 送迎やお弁当作り | スケジュール管理やわからないところへの手助け |
勉強時間 | 通塾時間や授業時間、夏期講習や合宿 | 自分の好きな時間 |
この中で皆さんが特に気になるのは、料金ではないでしょうか?これは私がいろいろな塾を調べたり、ママ友から話を聞いた感じでの平均ですので、もちろん誤差はあるものの、自宅学習の方が安く済む場合が多いのは確かです。
通塾代や施設利用費なんてものもかかりません。必要なのは家や図書館などの学習スペースと、子供に合った教材です。娘の場合はZ会の通信教育教材を使いつつ、市販の問題集を使っていて、4年生の現在は月に1万円以下で学習しています。5年生になっても費用は2万円程度になるくらいなので、塾の負担に比べるとかなり軽いです。
以前に通っていた小さな塾では月に4万円の料金がかかっていましたし、夏期講習などはもちろん別途で料金がかかっていました。また、通塾にバスを利用していたため、往復で200円、月換算すると3000円程度かかっていました。
自宅学習は家計に優しく、経済的に余裕がない家庭でも中学受験にチャレンジができるんです。また、塾にかからなかったお金を、子供の将来に使ってあげることができるので、ゆとりを持った教育資金計画を立てることができます。
料金は高いですが、塾にももちろんメリットがあります。教材を自分で選ばなくていいので、親の負担が少ないです。また、情報やノウハウが豊富なので、塾に合う子供ならうまく利用して中学受験に臨めます。
このメリットは塾なし自宅学習での中学受験でも利用することができるんです。例えば、塾が開催している模試を受けたり、公開講座に行ったりすれば、簡単に情報を得ることができます。私はいつも大手の模試を受けたら保護者会に参加したり、公開講座に行ったりしてたくさんメモを取って帰ってきます。意外と通塾生以外の親子にも塾の情報は開かれています。
さて、最後に自宅学習最大のメリットについてです。何と言っても、時間が自由に使えるということは塾なし中学受験にとっての最大のメリットなんです。家族でゆっくり食事をとったり、習い事を続けることもできます。自分のペースで弱点克服に時間をかけたり、体調を整える時間もあります。
娘が塾に行っている時、夕食は帰りのバスで一人で食べていました。帰ってきたらぐったりで、あとは寝るだけ。塾の往復だけで約1時間半かかっていたので、かなりの時間が塾関連の時間として使われていました。ピアノは泣く泣くやめましたが、もう一つの習い事は塾に通いながらも、なんとか続けていました。
もしも塾との相性が良ければ、こんな生活でも頑張ることができたかと思いますが、娘はこの塾とは相性が合わず、退塾。そして「Z会の通信教育」を使った塾なし自宅学習に切り替えたわけです。自宅で自分のペースで家族とともに中学受験を目指す生活を手に入れ、今は心身ともに安定した状態で生活することができています。
このように比較してみて違いを考えると、塾なし自宅学習が向いている子であれば、塾に行くよりも負担が少なく、中学受験を目指せるのでおすすめです。実際に自宅学習で合格している子もたくさんいるわけですから、私は塾なし自宅学習での中学受験は可能であると思っています。
中学受験向け通信教育のお試し体験教材まとめ
娘は塾なし自宅学習でZ会の通信教育を受講していますが、受講までにいろいろな教材を取り寄せて検討しました。「自分の子供にはどんな教材があっているのか試してみたい」「申し込んでみて、やらなかったらもったいないからまずは体験したい」という方もいらっしゃると思います。
こちらで中学受験向け通信教育の特徴とお試し体験教材についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
教材名 | お試し教材や体験の特徴 |
HPより資料請求するとお試し教材が無料でもらえます。しっかりとしたボリュームで実際の教材と同様のレベルでの体験ができるので、子供に合うかどうか判断しやすいです。自宅にタブレットがあれば、タブレット学習も体験可能。 | |
ブンブンどりむ |
HPより資料請求するとお試し教材が無料でもらえます。各学年1枚の体験シートがついてきます。カラフルなテキスト見本で、作文が苦手な子でも「楽しそう、これならできそう」と思わせるような教材。 |
HPより無料でもらえます。各学年、実際の教材と同様のレベルのものが体験できます。タブレットコースについては、HPで少しだけ体験できます。中学受験専門のコースもあります。 | |
HPより資料請求すると、体験会の案内が届きます。資料請求した人だけの特典があったりするので、もしも入会や体験を検討しているなら、とりあえず資料請求しておくのがオススメ。 | |
スタサプ![]() |
HPより無料体験の申し込みができます。好きな授業を見放題なので、自分にあった授業を体験することができます。(小学生コースが表示されるようにリンクを貼っているのですが、キャンペーンなどがあると別のページが出ていることがあります。その時は、トップページ下部まで行くと、小学生コースにいけます。) |
四谷大塚 進学くらぶ | HPより資料請求が可能、お試し体験はつきませんが、教材見本を一緒に送ってくれました。また「予習ナビ」というネットの授業が体験できます。 |
Z会は通常の本科コースの他に、中学受験コースのお試しも可能だし、ボリュームもあるのでとっても良心的です。全てのお試しの中で最も量質ともに内容が良かったのは、Z会でした。他のお試し教材に比べて、圧倒的にボリュームがあり、実際に申し込みをした後にちゃんとやっていけるかどうかの判断がしやすかったです。タブレットコースや中学受験コースなど、いろいろお試しして、どのコースにするかじっくり吟味できました。
ブンブンどりむのお試し教材はとても少ないですが、どんな教材なのかがよく分かる資料が付いてきたので、概要をつかむことができました。また、この教材を実際に申し込んだ子の作文例などがあって、ゴールのイメージがしやすかったです。
スマイルゼミを体験するには体験会に足を運ぶしかないのですが、いざ入会となった時、「事前に資料請求をしていた方がお得」な特典がありましたので、体験会に行くつもりならばとりあえず資料請求しておくことをおすすめします。
まとめ
塾なし自宅学習で中学受験となると、学習スケジュールを立てるのが難しいです。そんな時に通信教育は強い味方になります。市販教材にはないペースメーカーの役割を果たしてくれますし、取りこぼしなく学習ができます。
私と娘はいくつかの通信教育教材を取り寄せて、自分にあった教材を見つけることができました。娘はZ会を利用していますので、Z会はおすすめですが、それぞれの子供にあった教材を見つけることが大切ですので、気になったものを取り寄せてお試しした方が良いですね。
子供にあった通信教育教材を見つけて、楽しく中学受験を目指しましょう!
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