「中学受験は塾なしでも大丈夫なの?」
「塾なしでどうやって勉強させるの?」
「塾なしで中学受験向けの勉強をどうやって教えるの?」
「塾なしで、中学受験の情報を得ることは可能?」
「塾なしで中学受験するにはどうしたらいいの?」
といった疑問にお答えします。
我が家の長女は塾なし中学受験で中堅志望校に合格し、現在楽しく通学中。
次女は通塾で中堅志望校合格を目指して、現在勉強中。
そんな我が家は、塾なしの中学受験が可能であることと、不可能であることの両方を経験していると言えます。
その経験から、「中学受験は塾なしでも大丈夫」な理由と、「通塾しないとダメな場合がある」理由を今回のブログでご紹介します。
中学受験は塾なしでも大丈夫な場合とダメな場合がある
塾なしでの中学受験ができれば、通塾に比べるとお金がかからず、習い事などをやめることなく勉強していくことができます。
時間に余裕があり、お金がかからないなんて、素晴らしいですよね。
ただ、それにはいくつか条件があると考えます。
中学受験が塾なしでも大丈夫な場合の条件がいくつかあります。
・子供が自主的に勉強できるタイプで、素直に親の指示を聞ける
・親子の関係が比較的良好
・通信教育などのカリキュラムに沿った教材を使う
・親が教える覚悟と時間があり、情報収集や子供のスケジュール管理ができること
・学校での成績は上位
塾なしでダメな場合はこの条件に1つでも当てはまらないものがある場合です。
我が家の長女はこの条件に全て当てはまっており、大変でしたが無事に中学受験を終えることができました。
一方次女は、1つだけ「自主的に勉強できるタイプ」という条件が当てはまらず、塾なしでは全く成績が伸びずに苦戦したため、通塾に切り替えました。
そうしたところ、偏差値は20ほど上がり(どれだけ低かったのか・・・)、現在では成績も安定しています。
このように条件が合わないと、子供が伸びないので見極めが必要です。
塾なしで勉強するには、ある程度カリキュラムに沿った勉強をする必要がある
長女が塾なしで勉強する際、Z会の中学受験コースを利用していました。
親が1から教材選びをするのはとても難しいことだし、中学受験はちゃんとカリキュラムに沿った方が勉強しやすく、模試を受ける際も通塾の子と差がない状態で受けられます。
毎日コツコツとやらなければ、あっという間に教材が溜まってしまうので、しっかりとスケジュール管理をしてあげる必要があります。
長女は習い事を続けたいという気持ちが強かったし、一人の時間が苦痛では無く、ライバルの存在をあまり気にしないタイプだったので、一人での勉強が性に合っていたようです。
一方次女は、人の輪の中にいるのが好きで、ライバルがいると燃えるタイプ。
一人では全く勉強する気が無く、周りが勉強している環境にいると、一生懸命頑張れるので、塾に行かせることにしました。
塾なしでの中学受験の勉強は親が教える覚悟を持って、一緒に解く勢いが必要
塾なしでの中学受験勉強だと、通常の小学校の授業の勉強とは全くレベルの違う問題がたくさん出てきます。
また、志望校に合った勉強が必要だったり、最新の問題傾向を知る必要があったりもします。
そんな時、塾に行っているとお任せしちゃえばいいのですが、塾なし中学受験だと、全て親が情報を集めたり、教えたりする必要があります。
わからない問題は、子供が学校に行っている間に調べてあげたり、実際に解いてみたり、通信教育の先生に質問したりすれば、とても大変ですが、解決します。
志望校に合った勉強については、過去問をチェックして傾向を把握し、それに沿った問題をピックアップしてあげて、重点的に学習させていました。
また、最新の問題傾向は、いろいろな塾の無料の説明会や学校の説明会に何度も参加して情報を収集していました。
通塾している次女は、これらのことを全て塾がやってくれるのでとっても楽です。(お金はどんどん出て行きますが)
塾なしで中学受験向けの勉強を教えるには、とにかく親が頑張ることが必要
塾なしで中学受験向けの勉強を教えるには、親の覚悟と時間が大いに必要です。
まずカリキュラムに沿って、子供自身にしっかり勉強させて、わからないところは一緒に考えてあげたり、解いたり、質問したり、ネットで調べたり。
私は中学受験経験者ではないのですが、Z会の教材とスタディサプリの授業がとてもわかりやすかったので、子供と一緒に解くことで、教えられるくらいの知識が自然と身につきました(笑)
もちろん、学年が進んで難易度が上がるにつれ、私もわからない問題だったり、時間や精神的に余裕がなくて教えてあげられなかったこともありました。
そんな時は、Z会に直接質問したり、わからない単元をピンポイントでスタディサプリの授業で確認したり、ネットで調べたりして解決していました。
「なんでこんなことがわからないの・・・」とがっくりすることがたくさんあり、叱ってしまうこともたくさんたくさんありました。
自己嫌悪に陥ったり、子供との間に微妙な空気が流れたことも数知れず。
でも、それでも親子で覚悟を決めたことなので、なりふり構わず二人で頑張りました。
これ、子供が反抗期だったり、親子の関係がもともと良くなかったり、感情が衝突しやすいタイプだと、続けるのは難しかったかも知れません。
次女の場合は、この点では難しかったので、通塾で正解でした。
塾なしでも中学受験の情報を得ることは可能だし、通塾とそう変わらない
塾なしでも、親がちゃんとリサーチして、動いていけば通塾と変わらない(それ以上に)情報を得ることは可能です。
模試は個人で申し込みできるので、自分の子供に合う模試をピックアップしてたくさん受けました。
受験の手続きの情報などについては、志望校の学校見学に行ったり、ホームページを常にチェックすれば大丈夫。
自分の方向性に疑問を感じたら、受験情報誌や本を読んで、疑問を解消していました。
この点に関しては、通塾よりも塾なしの方が、一生懸命リサーチするので、受験に対してより真剣になれるので良かったなと感じています。
通塾だと、塾任せにしてしまい、真剣に家族で考える機会がどうしても減ってしまう。
塾に通っていても、同じように親がリサーチするのは必要だと、今は感じています。
塾なしで中学受験するには、条件ありだけど可能。よく見極めて。
塾なしで中学受験するには、
・子供が自主的に勉強できるタイプで、素直に親の指示を聞ける
・親子の関係が比較的良好
・通信教育などのカリキュラムに沿った教材を使う
・親が教える覚悟と時間があり、情報収集や子供のスケジュール管理ができること
・学校での成績は上位
に当てはまり、
通信教育のカリキュラムを使い、
親が塾代わりとなる覚悟、
が必要です。
これらの条件を見極めて、大丈夫そうであれば、是非是非塾なしで中学受験にチャレンジしてみてください。
我が家が実際に塾なしでチャレンジしてきた様子は、ブログにたくさん残していますので、別記事もぜひご覧いただければと思います。
もしも、「塾なし中学受験に興味があるけれど、できるか不安」という場合は、通信教育のお試し教材を使って、子供に合っているか確認してみるのがおすすめです。
我が家が使っていたのは、Z会中学受験コースです。
長女も最初は無料の資料請求とお試し教材を使ってみて、合うかどうか確かめてから申し込みしました。
中学受験の通信教育の記事はこちら





長女はZ会の中学受験コースを利用して、自宅学習していました。Z会の中学受験コースは、受験の準備やスケジュールに関する情報もこまめに連絡してくれるため、なんとなくどの時期に何をやればいいのかがわかり、とっても助かりました。
勉強の質がいいのはもちろんですが、Z会はそう行ったフォローがしっかりしているところも気に入っていました。
Z会の公式サイトから資料請求すると、お試し教材がもらえます。もしも受講を検討したい場合は、一度お試し教材を使って見ることをおすすめします。子供に合っているかどうか、確かめることができます。
Z会や自宅学習でわからないところがあった時には、スタディサプリの映像授業を見て、理解を深めていました。自宅学習の子供にはもちろん、塾や学校でわからないところの補習としても使えます。全学年の授業を見放題なので、先取り学習もできちゃいます。娘はもっぱら復習やわからないところの理解を深めるために使っています。
月額2178円で利用ができ、いつでも停止や再開ができるので、無駄なく利用できます。また、14日間無料でお試しができますので、こちらも子供に合うかどうか、確かめて見ることができます。また、もしも公式サイトにキャンペーン情報が載っていたらさらにお得に受講できますのでラッキーですよ!
→スタサプ
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