中学受験の塾を嫌がる子供の状況を確認して、塾を辞めさせて正解だった話。

中学受験の塾って世の中に山ほどあります。大手から個別指導まで。

 

費用な内容にもばらつきがあり、どこにしていいのかわからないけれど、親の判断で入塾を決めることが多いと思います。

 

我が家も長女が受験の際に、1ヶ月半ほど塾に通ったことがあります。

 

その時に子供が塾を嫌がり、辞めるまで色々ありました。

 

辞めてから自宅学習で中学受験を経て、結果的に希望の学校に入れたので、あの時に塾を辞めておいて良かったと思っています。

 

今回は「子供が中学受験塾を嫌がったらどうしたらいいの?」「塾選びはどうやったらいいの?」という方の疑問にお答えできればと思います。

 

 

子供が塾を嫌がって辞めるまで

4年生の10月ごろだったでしょうか。

 

当時は都立中高一貫校志望だったので、都立向けの指導をしてくれる塾をネットなどで探していました。

 

そして親である私が決めた塾で入塾テストを受けて、入ることにしました。

 

体験や見学もせずに・・・

 

娘はコツコツ一生懸命やるタイプの子供だったので、塾の勉強も熱心に取り組んでいました。

 

なんとか慣れようと必死だったんだと思います。

 

でも、1ヶ月半くらい経った頃に突然、「行きたくない」と涙を流しました。

 

子供を信頼しているので、行きたくない事情をきき、塾側すぐに伝えました。

 

引き止めを受けましたが、娘の意思は固かったので、夫とも相談の上、辞めさせました。

 

 

 

中学受験塾を嫌がった理由

当時娘が言った理由は「先生が他の生徒の悪口を言ったり、生徒同士で嫌なことばかり言うから嫌だ」「陰口を言う先生を見ていると、耐えきれない」と言う内容でした。

 

本当か嘘かはわかりませんが、どんな理由であれ、普段元気な娘が行きたくないと言うことは、相当嫌なんだろう、と思い辞めせさたのです。

 

今になって聞いてみると「塾のトイレで泣いたこともある」と言っていました。

 

そこまでさせてしまって親として本当に申し訳ないな、と感じています。

 

 

 

子供が塾を嫌がったらどうすれば良いのか

ただ勉強をやりたくなくて嫌がっているのであれば、中学受験自体を見直すかもっと楽しめる要素のある塾に行けば良いのだと思います。

 

我が家の場合は、勉強や受験自体には意欲的だったので、自宅受験に切り替えました。

 

実は他塾に行くことも検討したのですが、本人が乗り気じゃないし、習い事と並行して受験したかったので却下しました。

 

本人が意欲的なのに塾を嫌がったら、事情を聴き、一休みさせてあげていいと思います。

 

やりたくないことをやることもやらせることも、辛いです。

 

 

 

我が家の塾選び反省点

これを書いている今もちょっと辛くなってしまうのですが、完全に塾選びを失敗した私の責任だと思っています。

 

辛い経験を娘にさせてしまったなと。

 

原因は、最初に塾を選ぶ時に下調べをしたり、実際に見学や体験をして子供に合うかどうかちゃんと判断しなかったことです。

 

この反省を踏まえて、自宅学習の教材を選ぶ際は色々取り寄せて、娘が気に入ったものを選びました。

 

そして、志望校選びも娘主体。

 

娘自身が選んだ教材で、選んだ志望校に合格し、大満足で中学受験を終わることができました。

 

また、次女が現在受験生ですが、彼女は気に入った塾を見つけ、習い事と並行しながら塾通いをしています。

 

次女には自宅学習が合わなかったのです。

 

このように、塾か自宅学習か、どこの塾かどの教材か、どの学校を受けるのか、など選択肢がたくさんあるのですが、親がサポートしながら子供に選ばせてあげるのが一番だなーと今になって感じています。

 

 

 

 

中学受験塾の選び方について

体験や見学がとっても大事だと思います。

 

志望校と合うかどうかや、指導方法も気になるかと思いますが、相性が合えば小さな塾でも御三家に合格する子もいるし、どんなに頭が良くても、相性が合わない塾では力が発揮できないと思っています。

 

子供に合うかどうかは、インターネットの情報や綺麗なホームページではなく、実際の塾の雰囲気や授業の様子、先生の話し方や、生徒たちの様子を見て初めて判断できると思います。

 

子供の意見を聞きつつ、親の意見も取り入れて、選んでいけばいいのです。

 

 

次女の塾選び

次女の塾選びの時は、「とにかく近所がいい」「大きい塾じゃないところがいい」と言う次女の意見を取り入れ、まずはネットで塾探し。

 

その中で良さそうだと思ったところで体験を受けたり、模試の会場になっていれば模試を受けたり、先生と面談したりしました。

 

同じ学校に通うお友達から「すごいうるさい塾だよ」と言う噂を聞いてちょっと不安になっていましたが、娘本人は実際に体験してみて事実を知ったら安心した様子で「ここに通いたい」と言いました。

 

確かに結構賑やかな時間もありますが、娘は全く気にしていません。そもそも熱中すると周りがうるさくても気にしないタイプだし、本人も賑やかタイプ。

 

少人数のクラスで、優秀な子が引っ張ってくれているようです。頭がいい子に触発されて、「宿題やらなきゃ」と張り切ることも。

 

小さな塾でも優秀な子は優秀。

 

 

まとめ

子供が塾を嫌がったら、理由を優しく聞いてあげて、塾を辞めさせる・変える・休む・中学受験自体を検討する、などした方がいいと思います。

 

大人だって、嫌な仕事を何年もやってるのって辛いですよね。

 

仕事ならお金のためと割り切ることができますが、中学受験の塾は絶対に通わなくちゃいけない場所ではないので…

 

今回は私の辛い体験を書きました。

 

このブログをみてくれている皆さんや、そのお子さんにはこんな思いをして欲しくないので、少しでもその参考や手助けになっていたら嬉しいです。

 

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親の心を助けてくれる一冊

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