【通信教育】いくらかかる?公立・都立中高一貫校受検にかかる費用を比較してみました。

 

中学受験って思っている以上にお金がかかるものです。特に塾に通うことになるとトータルで年間100万近くかかることも…私立中学となると、もちろんその先に学費がかかってくるわけで、家計の負担は大きいものになります。

 

「私立中学は厳しいけれど、公立・都立中高一貫校なら受検にチャレンジさせてみたい」「塾に通う費用はないけれど、できるだけ費用を抑えて受検してみたい」という方も結構いると思います。そんな方には通信教育を使って、公立・都立中高一貫校対策をするのがぴったりです。

 

実際にいくらぐらい費用がかかるのか、気になりますよね。

 

そこで今回は、通信教育を使って公立・都立中高一貫校を受検るす場合の費用を比較してみましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。

 

4年生から塾なしで通信教育を利用して受検する場合の費用比較まとめ

中学受験を検討し始めるのは、3〜4年生ごろが一番多い印象です。私も4年生の夏休み明けから、中学受験について考え始めました。目安となる4年生から、塾なし自宅学習で通信教育を利用する場合いくらくらいかかるのか、費用を表にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

学年 Z会の通信教育 進研ゼミ 四谷大塚進学くらぶ
4年生 72,144円 49,218円  約230,000円以上
5年生 130,080円 103,332円  約210,000円以上
6年生 118,832円 100,848円  約200,000円程度
3年間トータル 321,056円 253,398円  約600,000円以上

* その学年でかかる費用を表にしています。年間あたりの費用の目安とお考えください。

* 4年生の4月から6年生の2月頃まで(教材によって終了期が異なります)の期間で計算しています。

 

 

費用が安いのは進研ゼミ

進研ゼミの料金は、4年生から6年生まで「小学生講座」を受講し、5年生と6年生でオプションの「公立中高一貫校受検講座」を追加受講した場合の費用のトータルです。

 

5年生の内訳は「小学生講座」が58,620円、「公立中高一貫校受検講座」が44,712円です。

6年生の内訳は「小学生講座」が59,808円、「公立中高一貫校受検講座」が41,040円です。

 

4年生の費用が安いのが魅力的ですし、トータルだと断然安いです。勉強に抵抗がある子供でも、カラフルでわかりやすい教材で取り組みやすい工夫がされています。

 

問題が全体的にやさしめと言われていますが、きっちりと取り組んでいけば力をつけることができると思います。楽しく勉強に取り組みたい子供にはぴったりです。費用が安いとはいえ、子供に合うかどうかお試し教材試してみてからの申し込みをおすすめします。

 

無料体験教材は進研ゼミの公式サイトから申し込めます。

 

→進研ゼミの公式サイトへ

 

良問が多く、バランスが良いのはZ会の通信教育

Z会の料金は、4年生から6年生まで「小学生コース」を4教科受講し、5年生と6年生で「作文」と「公立中高一貫校適性検査」を追加で受講した場合の費用です。

 

公立・都立中高一貫校を受検する場合には、「小学生コース」か「小学生タブレットコース」を4教科受講することになります。紙かタブレット学習かの違いだけで、内容に変わりはありませんが、「小学生タブレットコース」の方が少し割高になります。もしも費用を抑えたいなら、「小学生コース」をおすすめします。

 

Z会のテキストはシンプルで無駄がなく、定評のある良問も魅力的です。バランスが良く、費用も塾と比較すると良心的なため、子供との相性があえばおすすめです。

 

4年生のうちは少し物足りなさを感じますので、市販の教材や他の通信教育と並行して進めていくのもありだと思います。娘は市販の教材やスタディサプリを併用して、自分の弱点を克服しつつ、私立中学受験にも対応できるように、勉強を進めています。

 

Z会も公式サイトから資料請求すると、お試し教材がもらえます。結構ボリュームがある教材なので、子供との相性をじっくり試すことができ、おすすめです。

 

→Z会の通信教育の公式サイトへ

 

 

6年生になってから取り組むなら、四谷大塚進学くらぶ

四谷大塚の通信教育、進学くらぶは基本的に私立中学受験対策のための、通信講座です。そのため、4年生と5年生の教材は公立中高一貫校向けではなく、私立中学向けであり、ボリュームがあります。費用が高いのは、そのためです。6年生になると、公立中高一貫コースが設けられているので、そちらを受講できます。

 

今回の表には、4年生と5年生は進学くらぶの4教科全てを受講し、6年生では公立中高一貫校対策コースを受講した場合の費用を示しました。

 

「約」とついているのは、教材代を含んでいないことや、入会金が10,000円かかることが理由です。

 

他の教材と比較すると割高ではありますが、これだけやっていれば四谷大塚の通塾生と同じレベルの勉強が家でできることや、途中から塾にスムーズに入れることを考えるとそれほど高くは感じないかもしれません。

 

私立中学を検討していて勉強していたけれど、都立や公立中高一貫校対策を6年生から取り組みたい!という方にはぴったりだと思います。また、都立・公立中高一貫校の中でも難関と言われているような学校の勉強は、私立の勉強も役に立つと言われているので、四谷大塚進学くらぶの教材が良いと思います。

 

実際に予習シリーズのテキストを見てみましたが、いたってシンプルな作りで、塾と同じような勉強に取り組めるので、やる気があるお子さんにはぴったりです。

 

→四谷大塚進学くらぶの公式サイトへ

 

まとめ

今回は都立・公立中高一貫校受検を通信教育で対策した場合の費用比較についてまとめてみました。

 

それぞれの教材に特徴があり、どれもとてもよいものだと思っています。どの教材にするかは、予算と子供との相性・志望校で選びましょう。どの教材も資料請求するとお試し教材や見本が付いてきます。それを子供とやってみて、どの教材が合っているか確認して見ることをおすすめします。

 

娘はすべての教材を取り寄せ、やってみた結果、Z会の通信教育を気に入って、楽しんで取り組んでいます。

 

相性の良い教材を見つけて、合格目指して頑張りましょう!

 

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